公益社団法人SVリーグ（代表理事：大河正明）は、2026-27シーズンより、SV.LEAGUEの下部リーグとして「SV.LEAGUE GROWTH」を創設することを発表します。

■創設の背景

　2024-25シーズンより、世界最高峰を目指す「SV.LEAGUE」と、より地域に根差し活動を行っていく「V.LEAGUE」の2部構成でリーグを運営しながら、将来的に目指す方向性の議論をSV・Vクラブと重ねてきました。この中で特にV.LEAGUEについては「将来的にSV.LEAGUEに参入し、プロクラブとして世界最高峰を目指していきたい」クラブと「引き続き地域に根差しながら、アマチュアクラブとして事業を続けていきたい」クラブが混在し、志向の違いが顕著となりました。

　この現状を受けて、方向性に応じて現行のV.LEAGUEをさらに2つに分け、SV.LEAGUEとV.LEAGUEの間に「SV.LEAGUE GROWTH」を創設することをSV・Vクラブと協議し、SVL理事会にて承認されました。

・SV.LEAGUE GROWTH：

将来的なSV.LEAGUE参入、その先の世界最高峰へと大きく「成長・発展（GROWTH）」することを志すクラブから成るリーグ。

SV.LEAGUE全体の競争力の源泉となる厚い中間層の構築をめざす。

・V.LEAGUE：

上位リーグを目指す準備段階のクラブや、アマチュア志向のクラブに適した環境に移行する。

■ライセンス・各種制度設計

　新設されるSV.LEAGUE GROWTHライセンス（SVGライセンス）の主な内容は以下の通りです。SVGライセンスはSVライセンス、Vライセンスと同様に2025年9月1日から申請受付を開始し、2026年3・4月に交付を決定します。

■2026-27シーズンからの大会方式

・SV.LEAGUEの大会方式に関しては2025年6月19日発信リリース「2026-27シーズンからのリーグ構成ならびにレギュラーシーズンの試合数変更について」の通りです。

・SV.LEAGUE GROWTHについてはライセンス取得状況を鑑みて順次エクスパンションすることとします。WOMENはSV.LEAGUEが当面14クラブで固定となることが決まっているため、SV.LEAGUE GROWTHとの間で入れ替え戦を行い、MENについてはSV.LEAGUEが16クラブにエクスパンションするまでは入れ替え戦は行いません。

なおWOMENの入れ替え戦について、SV.LEAGUE昇格にあたってはSVライセンスの保有が必須となり、SV.GROWTHにSVライセンス保有クラブがない場合は入れ替え戦・昇降格は行いません。